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ヒートマップ分析の活用法|ユーザー行動を可視化する方法

ヒートマップ分析の活用法を徹底解説。ヒートマップの種類、主要ツール、読み取り方、改善への活用まで、ユーザー行動を可視化するノウハウを紹介します。

バイリンガルマーケティングスクール

目次

  • 1. 導入
  • 2. ヒートマップとは
  • 3. ツール紹介
  • 4. 読み取り方
  • 5. 改善への活用
  • 6. まとめ

ヒートマップ分析の活用法|ユーザー行動を可視化する方法

導入

「ユーザーがページのどこを見ているかわからない」「CTAボタンがクリックされない理由がわからない」という悩みはありませんか?

ヒートマップは、ユーザーの行動を視覚的に表示するツールです。数値データだけではわからない、ユーザーの注目箇所や離脱ポイントを一目で把握できます。

この記事では、ヒートマップの種類から読み取り方、具体的な改善への活用方法までを解説します。

ヒートマップとは

ヒートマップとは、ユーザーの行動データを色の濃淡で可視化したものです。

ヒートマップの種類

クリックヒートマップ ユーザーがクリックした場所を表示します。よくクリックされる場所が赤く、少ない場所が青く表示されます。

スクロールヒートマップ ユーザーがページのどこまでスクロールしたかを表示します。多くのユーザーが見ている領域が赤く表示されます。

アテンションヒートマップ ユーザーがどの領域に長く滞在したか(注目したか)を表示します。

マウスムーブヒートマップ マウスカーソルの動きを追跡して表示します。視線との相関があるとされています。

GA4との違い

GA4(数値データ) クリック数、スクロール率などを数値で把握します。

ヒートマップ(視覚データ) どこがクリックされたか、どこまで見られたかを視覚的に把握します。

両方を組み合わせることで、より深い分析が可能になります。

ツール紹介

主要なヒートマップツールを紹介します。

無料ツール

Microsoft Clarity Microsoftが提供する無料ツール。ヒートマップ、セッション録画、インサイト機能を備えています。

Hotjar(無料プラン) 月35セッションまで無料。基本的なヒートマップとセッション録画が使えます。

有料ツール

Hotjar(有料プラン) より多くのセッション数とフィルタリング機能。月額から利用可能。

Mouseflow 高度なフィルタリングとファネル分析機能。

Contentsquare(旧Clicktale) エンタープライズ向けの高機能ツール。

User Heat 日本製のヒートマップツール。月間30万PVまで無料。

ツール選びのポイント

無料から始める まずはMicrosoft ClarityやHotjar無料版で試してみましょう。

セッション数 サイトのトラフィック量に応じたプランを選びます。

機能 ヒートマップ以外にセッション録画、フォーム分析なども必要か検討します。

読み取り方

ヒートマップを正しく読み取るポイントを解説します。

クリックヒートマップの読み取り

注目ポイント

  • CTAボタンがクリックされているか
  • 意図しない場所がクリックされていないか
  • リンクでない要素がクリックされていないか(リンクと誤解されている)

よくある発見

  • CTAボタンより画像がクリックされている
  • ナビゲーションの特定メニューだけがクリックされている
  • テキストリンクが見逃されている

スクロールヒートマップの読み取り

注目ポイント

  • 重要なコンテンツまでスクロールされているか
  • どこで離脱が多いか
  • CTAボタンの位置まで到達しているか

スクロール率の目安

  • ファーストビュー:100%
  • ページ中盤:50-70%
  • ページ下部:20-40%

アテンションヒートマップの読み取り

注目ポイント

  • 重要な情報に注目が集まっているか
  • 読み飛ばされている箇所はどこか
  • 長く滞在している要素は何か

分析時の注意点

サンプル数の確保 少ないサンプル数では偏りが出ます。最低でも数百以上のデータが必要です。

デバイス別に確認 PC、スマホで別々に確認します。行動パターンが異なります。

ページタイプ別に分析 LPとブログ記事では見方が異なります。

改善への活用

ヒートマップの発見を具体的な改善に活かす方法を解説します。

CTAの改善

発見:CTAがクリックされていない

  • 位置を変更(スクロールで見える位置へ)
  • デザインを目立たせる
  • コピーを変更

発見:CTAまでスクロールされていない

  • ページ上部にもCTAを配置
  • ページ長さを短縮
  • 途中にもCTAを配置

コンテンツの改善

発見:特定箇所で離脱が多い

  • 離脱箇所のコンテンツを改善
  • 読みにくい箇所を整理
  • 視覚的な要素(画像、図解)を追加

発見:重要情報が見られていない

  • 位置を上部に移動
  • デザインで強調
  • 見出しを改善

ナビゲーションの改善

発見:使われていないメニューがある

  • メニュー構成を見直し
  • ラベルを変更
  • 不要なメニューを削除

発見:リンクと誤解されている要素がある

  • リンクにする
  • デザインを変更してリンクと誤解されないように

ABテストとの連携

ヒートマップで発見した課題をABテストで検証します。

流れ

  1. ヒートマップで課題発見
  2. 改善仮説を立てる
  3. ABテストで検証
  4. 効果を確認

まとめ

ヒートマップは、ユーザー行動を視覚的に理解するための強力なツールです。

ポイントをおさらいしましょう:

  • ヒートマップにはクリック、スクロール、アテンションなどの種類がある
  • 無料ツール(Microsoft Clarity、Hotjar)から始められる
  • デバイス別、ページタイプ別に分析する
  • 発見した課題をCTAやコンテンツの改善に活かす
  • ABテストと組み合わせて効果を検証

まずはMicrosoft Clarityを導入し、主要ページのヒートマップを確認することから始めましょう。

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