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英語プレゼンの質問対応|難しい質問への対処法

英語プレゼンの質問対応について解説します。

バイリンガルマーケティングスクール

目次

  • 1. 導入
  • 2. 難しい質問の種類
  • 3. 時間稼ぎ
  • 4. わからない時
  • 5. 敵対的な質問
  • 6. まとめ

英語プレゼンの質問対応|難しい質問への対処法

プレゼンテーションの質疑応答は、時に予想外の難しい質問に直面する場面です。特に英語でのプレゼンでは、言語の壁もあり、難しい質問への対応はさらに挑戦的になります。本記事では、難しい質問に冷静に対処するためのテクニックとフレーズを紹介します。

難しい質問の種類

まず、どのような種類の難しい質問があるか理解しておきましょう。

専門的すぎる質問

あなたの専門分野を超えた、詳細すぎる技術的な質問。

例: “What’s the specific algorithm your AI uses for the classification task?”(あなたのAIが分類タスクに使用している具体的なアルゴリズムは何ですか?)

批判的な質問

あなたの主張やデータに疑問を呈する質問。

例: “Don’t you think your data is too limited to draw such conclusions?”(そのような結論を導くにはデータが限定的すぎると思いませんか?)

答えがわからない質問

単純に情報を持っていない、または準備していなかった質問。

例: “What’s the exact ROI from similar projects in the healthcare sector?”(ヘルスケア分野の類似プロジェクトの正確なROIは?)

複雑すぎる質問

複数の要素を含む、一度に答えるのが難しい質問。

例: “How does your solution address data privacy, scalability, and integration with legacy systems?”(あなたのソリューションは、データプライバシー、スケーラビリティ、レガシーシステムとの統合にどのように対応していますか?)

敵対的な質問

あなたやあなたの提案を攻撃するような質問。

例: “Hasn’t this approach already been tried and failed multiple times?”(このアプローチは何度も試されて失敗しているのではないですか?)

時間稼ぎ

難しい質問を受けたとき、すぐに答えようとせず、考える時間を確保することが重要です。

質問を繰り返す・言い換える

  • “So, if I understand correctly, you’re asking about…”(つまり、正しく理解していれば、…についてのご質問ですね)
  • “Let me make sure I understand your question. You want to know…”(ご質問を正しく理解できているか確認させてください。…についてお知りになりたいということですね)
  • “That’s an interesting question. Just to clarify, you’re referring to…”(興味深いご質問ですね。確認ですが、…について言及されていますか)

考える時間を示すフレーズ

  • “That’s a great question. Let me think about that for a moment.”(素晴らしいご質問です。少し考えさせてください)
  • “I’d like to give you a thoughtful answer, so let me take a second.”(丁寧にお答えしたいので、少々お時間をください)
  • “That’s something I haven’t been asked before. Let me consider it.”(今まで聞かれたことのない質問です。考えさせてください)

質問を分解する

  • “There are several parts to your question. Let me address them one by one.”(ご質問にはいくつかのパートがあります。一つずつお答えします)
  • “Let me break that down.”(それを分解させてください)
  • “I’ll start with the first part of your question.”(ご質問の最初のパートから始めます)

オンラインプレゼンでは、少しの沈黙が対面よりも長く感じられることがあります。“I’m taking a moment to formulate my response”(回答を考えています)と伝えることで、沈黙を自然にすることができます。

わからない時

すべての質問に完璧に答えることは不可能です。わからない時の誠実な対応が、むしろ信頼性を高めます。

正直に認める

  • “That’s a great question, and honestly, I don’t have that specific information right now.”(素晴らしいご質問ですが、正直なところ、今その具体的な情報を持っていません)
  • “I don’t want to give you inaccurate information, so I’d prefer to get back to you on that.”(不正確な情報をお伝えしたくないので、後ほどお答えしたいと思います)
  • “To be honest, that’s outside my area of expertise.”(正直なところ、それは私の専門分野外です)

フォローアップを約束する

  • “I’ll look into that and follow up with you by email.”(調べて、メールでご連絡します)
  • “Let me get the exact figures and send them to you tomorrow.”(正確な数字を確認して、明日お送りします)
  • “I’d like to consult with our technical team and get back to you.”(技術チームに相談して、お返事します)

別の人を紹介する

  • “That’s actually something my colleague [Name] would be better suited to answer.”(それは実際、同僚の[名前]の方が適切にお答えできます)
  • “I’d recommend speaking with our finance team for the specific numbers.”(具体的な数字については財務チームにお話しいただくことをお勧めします)

関連する情報を提供する

  • “I don’t have that exact data, but what I can tell you is…”(その正確なデータはありませんが、お伝えできるのは…です)
  • “While I can’t speak to that specifically, I can share some related information.”(その件について具体的にはお話しできませんが、関連情報を共有できます)

敵対的な質問

敵対的な質問に直面した時、感情的にならず、プロフェッショナルに対応することが重要です。

冷静さを保つ

敵対的な質問者の目的は、あなたを動揺させることかもしれません。冷静さを保ち、プロフェッショナルな態度を維持しましょう。

  • 深呼吸をする
  • 防御的にならない
  • 声のトーンを落ち着かせる

相手を認める

  • “I appreciate you raising that concern.”(その懸念を提起していただきありがとうございます)
  • “That’s a valid point, and I understand why you might see it that way.”(妥当なポイントです。なぜそのように見えるかは理解できます)
  • “I can see where you’re coming from.”(あなたの視点は理解できます)

建設的に回答する

  • “Let me address that concern directly.”(その懸念に直接対処させてください)
  • “You raise an important point. Here’s how we’ve addressed that issue.”(重要なポイントを挙げられました。その問題に対処した方法はこちらです)
  • “That’s a common misconception. Let me clarify.”(それはよくある誤解です。明確にさせてください)

議論を避ける

質問者との議論に巻き込まれないようにしましょう。

  • “I understand we may have different perspectives on this.”(この件について異なる視点を持っているかもしれませんね)
  • “Let’s agree to disagree on this point.”(この点については意見の相違があることを認めましょう)
  • “Perhaps we can discuss this further offline.”(おそらくこの件はプレゼン後に個別に議論できるでしょう)

話題を戻す

  • “That’s an interesting perspective. Now, getting back to the main point…”(興味深い視点ですね。さて、主要なポイントに戻ると…)
  • “While that’s one way to look at it, let me refocus on…”(それも一つの見方ですが、…に焦点を戻しましょう)

オンラインプレゼンでは、敵対的な質問者の表情が見えにくいことがあります。チャットで否定的なコメントが来た場合も、冷静に対応し、必要であれば個別に連絡を取ることを提案しましょう。

まとめ

難しい質問への対応は、プレゼンターの能力と信頼性を示す重要な機会です。時間稼ぎのテクニックを使って考える時間を確保し、わからない質問には正直に対応し、敵対的な質問には冷静にプロフェッショナルに対処しましょう。

すべての質問に完璧に答える必要はありません。大切なのは、誠実に対応し、適切なフォローアップを約束することです。「わからない」と認めることは弱さではなく、むしろ誠実さと自信の表れです。

オンラインプレゼンでは、チャットでの質問も含めて様々な形で質問が来る可能性があります。技術的な問題で質問が聞き取れない場合は、“Could you please repeat the question?”(質問を繰り返していただけますか?)と遠慮なく聞き返しましょう。

本記事で紹介したフレーズを練習し、難しい質問にも自信を持って対応できるプレゼンターを目指してください。準備と練習が、どんな状況でも冷静に対処する力を与えてくれます。

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