英語での商談の進め方|オープニングからクロージングまで
導入
グローバルビジネスにおいて、英語での商談スキルは欠かせません。商談を成功させるためには、単に英語が話せるだけでなく、適切な流れで会話を進め、相手との信頼関係を築きながら合意に導く力が必要です。
本記事では、英語での商談をスムーズに進めるための流れと、各段階で使える実践的なフレーズを詳しく解説します。オープニングからクロージングまで、プロフェッショナルな印象を与える表現を身につけましょう。
商談の流れ
英語での商談は、一般的に以下の流れで進みます。
- オープニング(挨拶・アイスブレイク): 雰囲気づくりと関係構築
- アジェンダの確認: 商談の目的と流れの共有
- ニーズヒアリング: 相手の課題やニーズの把握
- 提案: 解決策やサービスの提示
- 交渉: 条件のすり合わせ
- クロージング: 合意形成と次のステップの確認
それぞれの段階で適切なフレーズを使うことで、商談をスムーズに進められます。
アイスブレイク
商談の最初は、緊張をほぐし、良い雰囲気を作ることが大切です。
挨拶と感謝
- “Thank you for taking the time to meet with us today.”(本日はお時間をいただきありがとうございます)
- “We really appreciate you coming all the way to our office.”(わざわざお越しいただきありがとうございます)
- “It’s great to finally meet you in person.”(ついにお会いできて嬉しいです)
雑談のきっかけ
- “How was your flight?”(フライトはいかがでしたか)
- “Did you have any trouble finding our office?”(弊社オフィスはすぐに見つかりましたか)
- “Have you been to Tokyo before?”(東京にはいらっしゃったことがありますか)
- “How do you like the weather here?”(こちらの天気はいかがですか)
アジェンダの確認
- “Let me go over today’s agenda.”(本日の議題を確認させてください)
- “We’d like to cover three main topics today.”(本日は主に3つのトピックについてお話ししたいと思います)
- “Does that sound good to you?”(よろしいでしょうか)
- “Is there anything else you’d like to add to the agenda?”(議題に追加したいことはございますか)
ニーズヒアリング
相手のニーズを正確に把握することが、効果的な提案につながります。
現状を聞く
- “Could you tell me about your current situation?”(現在の状況についてお聞かせいただけますか)
- “What solutions are you currently using?”(現在どのようなソリューションをお使いですか)
- “How is that working out for you?”(そちらはうまくいっていますか)
課題を探る
- “What challenges are you facing?”(どのような課題に直面されていますか)
- “What are your biggest pain points?”(最も大きな問題点は何ですか)
- “Is there anything you’d like to improve?”(改善したい点はございますか)
- “What’s holding you back from achieving your goals?”(目標達成を妨げているものは何ですか)
ニーズを深掘りする
- “Could you elaborate on that?”(もう少し詳しくお聞かせいただけますか)
- “What would an ideal solution look like for you?”(理想的な解決策はどのようなものですか)
- “How important is this issue to your organization?”(この問題は御社にとってどの程度重要ですか)
- “What’s your timeline for addressing this?”(この問題への対応はいつまでにお考えですか)
提案
相手のニーズを理解した上で、適切な提案を行います。
提案の導入
- “Based on what you’ve shared, I’d like to propose…”(お聞かせいただいた内容を踏まえて、ご提案があります)
- “I think we have a solution that would address your needs.”(御社のニーズに対応できるソリューションがあると思います)
- “Let me show you what we can offer.”(弊社が提供できるものをお見せします)
製品・サービスの説明
- “Our solution offers several key benefits.”(弊社のソリューションにはいくつかの主要なメリットがあります)
- “This feature would help you reduce costs by 20%.”(この機能により、コストを20%削減できます)
- “What sets us apart from competitors is…”(競合との違いは…)
- “Many of our clients have seen significant improvements in…”(多くのお客様が…において大幅な改善を実感されています)
相手の反応を確認
- “Does this make sense so far?”(ここまでご理解いただけましたか)
- “Do you have any questions about what I’ve covered?”(ご説明した内容についてご質問はございますか)
- “How does this align with what you’re looking for?”(お探しのものと合っていますか)
交渉
条件面での調整は、商談の重要な局面です。
条件を提示する
- “Our standard pricing is…”(弊社の標準価格は…です)
- “We typically offer a 10% discount for long-term contracts.”(長期契約の場合、通常10%の割引を提供しています)
- “The delivery time would be approximately 4 weeks.”(納期は約4週間になります)
相手の要望を聞く
- “What terms would work best for you?”(どのような条件がご希望ですか)
- “Is there a specific budget you’re working with?”(ご予算はお決まりですか)
- “What’s your target price range?”(ご希望の価格帯はいくらくらいですか)
交渉する
- “I understand your concern about the price.”(価格についてのご懸念は理解できます)
- “Let me see what I can do.”(何ができるか検討させてください)
- “If you could commit to a larger order, we might be able to offer a better rate.”(より大きなご注文をいただければ、より良い条件を提示できるかもしれません)
- “I’ll need to discuss this with my team and get back to you.”(チームと相談して、改めてご連絡します)
妥協点を見つける
- “Would you be open to a compromise?”(妥協点を見つけることは可能でしょうか)
- “What if we met in the middle?”(間を取るのはいかがでしょうか)
- “We could offer… in exchange for…”(…と引き換えに…を提供できます)
クロージング
商談のまとめと次のステップを明確にします。
合意の確認
- “So, to summarize what we’ve agreed on…”(では、合意した内容をまとめますと…)
- “Are we on the same page?”(認識は一致していますか)
- “Is there anything else you’d like to discuss before we proceed?”(先に進む前に、他にご相談したいことはございますか)
次のステップを提案
- “As a next step, I’ll send you a formal proposal by Friday.”(次のステップとして、金曜日までに正式な提案書をお送りします)
- “Shall we schedule a follow-up meeting?”(フォローアップのミーティングを設定しましょうか)
- “I’ll prepare a detailed quote and have it to you by next week.”(詳細な見積もりを来週までにお送りします)
締めくくり
- “Thank you again for your time today.”(本日はお時間をいただき、改めてありがとうございます)
- “It was a pleasure meeting with you.”(お会いできて光栄でした)
- “I look forward to working together.”(一緒にお仕事できることを楽しみにしています)
- “Please don’t hesitate to reach out if you have any questions.”(ご質問があればお気軽にお問い合わせください)
フレーズ集
同意を示す
- “I agree with that.”(それに同意します)
- “That makes sense.”(なるほど、理解できます)
- “You make a good point.”(おっしゃる通りです)
確認する
- “Just to clarify…”(確認させていただきますと…)
- “If I understand correctly…”(正しく理解していれば…)
- “Let me make sure I’ve got this right.”(正しく理解できているか確認させてください)
時間を稼ぐ
- “That’s a good question. Let me think about that.”(良いご質問ですね。少し考えさせてください)
- “I’ll need to check on that and get back to you.”(確認して、改めてご連絡します)
- “Could I have some time to consider this?”(検討する時間をいただけますか)
丁寧に断る
- “I’m afraid that won’t be possible.”(申し訳ありませんが、それは難しいです)
- “Unfortunately, we can’t accommodate that request.”(残念ながら、そのご要望にはお応えできません)
- “I understand, but…”(ご理解いただけると思いますが…)
まとめ
英語での商談を成功させるためには、以下のポイントを意識しましょう。
- 準備を徹底する: 事前に相手の会社や業界について調べておく
- アイスブレイクを大切に: 最初の印象が商談全体に影響する
- 聞く姿勢を持つ: 一方的に話すのではなく、相手のニーズを引き出す
- 明確に伝える: 曖昧な表現を避け、具体的に説明する
- 次のステップを明確に: 商談後のアクションを必ず確認する
商談は練習と経験で上達します。本記事のフレーズを活用し、自信を持って英語での商談に臨んでください。